1979-04-18 第87回国会 衆議院 決算委員会 第7号
この横浜新貨物線は湘南電車、横須賀電車の通勤時の混雑緩和の抜本的な改善を図るため、現在、同一の複線線路を併用しているのを複々線にして、湘南電車は現在線を、横須賀電車は東京-品川間は新設した地下ルートを使用し、品川-大船間は現在の貨物線を使用する計画といたしております。
この横浜新貨物線は湘南電車、横須賀電車の通勤時の混雑緩和の抜本的な改善を図るため、現在、同一の複線線路を併用しているのを複々線にして、湘南電車は現在線を、横須賀電車は東京-品川間は新設した地下ルートを使用し、品川-大船間は現在の貨物線を使用する計画といたしております。
この横浜新貨物線が建設されますと、湘南電車は現在線を、横須賀電車は現在の貨物線を使用して別々に運行でき、東京-大船間の混雑が大幅に緩和されることになります。
そこで、一本列車が入りまして、出る前にこちらの列車が入ってもいいということで、そういう意味での緩和策を構じておるものですから、そこへ湘南電車も横須賀電車も両方とまって東京の方に進んでいくということにできるわけです。
この工事は東京−小田原間の沿線開発に伴う輸送需要増に対処するため、東京−大船間における湘南電車と横須賀電車の分離、平塚−小田原間の貨客線分離等を目的として約七十七キロメートルの複線増設を行なうとともに貨物駅の整理統合を行なうものであって、工期は昭和四十一年五月から昭和五十年まで、工事費は約一千二百五十五億円と相なっております。
なおこの湘南、横須賀電車以外の各電車につきまして、早急に前後の貫通式に直し、幌をつけまして、ドアを通つて自由に貫通できるようにするという改造工事に着手いたした次第であります。なお電車の下には各電車とも開放コックが、やはりドアーを開きますコックが車体の下についております。
○正木委員長 日程第三三、川崎驛に東海道線列車及び横須賀電車停車竝びに同驛改築促進の請願、白井佐吉君紹介、文書表第五八五號。日程第三四、山田線電化の請願、山本猛夫君外二名紹介、文書表第五九一號。一括議題とします。高橋英吉君。